8/22
前へ
/32ページ
次へ
遊くん家について スイカを食べてゲームして 色々やってるうちに いつの間にか23時になっていた… 「…ねえ遊くん?」 「…ん?」 「俊輔遅くない? もう11時だよ…」 普通に考えて 海岸から30分で 私達の家の住宅街に着くはずだ。 「海パン探すのに悪戦苦闘してんの 変態だから」 「変態関係なくない?」 私は笑いながら ゲームをしている遊くんに 言った。 「なっつかしいなー…」 「何が」 「私達の出会い?」 「疑問形にしないで。 僕達幼なじみだよ? 出会いなんてたいしたこと 無くなかった?」 「私は五歳の時からの 幼なじみだもん。」 「まあ…ね」 「ってか聞いてんの!? ゲームやめなさい!」 「やだし早く話して」 「…確か九年前の今日だったね」
/32ページ

最初のコメントを投稿しよう!

23人が本棚に入れています
本棚に追加