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海岸に付くと俊輔の両親と 私の両親、遊くんのお父さんが居た。 「お母さん!!!」 私はお母さんに駆けよかった。 顔が青ざめている。 俊輔の両親を見ると お母さんがお父さんに 支えられてる状態だった。 「…お母さん… どうしてここに…っ 俊輔…は?」 お母さんは首をふった 「父さん…」 遊くんがお父さんに 寄った 「答えろ。俊輔は?」 「…ごめんなさい。 遊くん、棗ちゃん。」 答えたのは俊輔のお母さんだった。 顔は涙やらでぐしゃぐしゃだ。 「しゅん…すけ…は?」 私は声を震わせながら聞いた。 「ちゃんと今から説明する…わ」 俊輔のお母さんは私の目線 に合わせて言った。
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