出会い

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ジリリリリリリ─────── 目覚まし時計が鳴り響く音を止める少女。 起き上がりカーテンを開け 背伸びをする。 深青 ん~…、気持ちい朝♪ ──よしっ! せっせっと支度をし階段を降りてく少女。 深青 おはよぅ♪ お母さん あら、深青。おはよぅ。今日は早いのね。 深青 うん!今日は早く起きれたんだ♪ お母さん何か手伝うよ。 お母さん じゃあ、これお願いね。 深青 OK♪ グツグツ煮える味噌汁の火を止め味見をする深青。 深青 よしっ! と満足そうな顔を浮かべる。 深青 お母さ~ん! 出来たよ~ お母さん ありがとぅ~ じゃあ 準備でもしててくれるかしら~ とジュウジュウ音をたてながら、少し忙しそうに返事をする母。 深青 は~い♪ (ん~、いいにおい♪♪) カチャッカチャッと音をたて朝食の準備をする深青。 深青 お母さ~ん! 出来たよ。 お母さん ありがとぅ。 こっちも丁度出来たところよ♪ ジュージューと音をたてた野菜炒めを白いお皿にのせてく母。 深青 わぁ~ 美味しそう♪♪ お母さん ありがとぅ♪ でもね、美味しそう。じゃなくて美味・し・いなのよ♪ と自慢げに指を横に動かしながら言う母。 深青 もうっ、 と私が笑って母も笑う。 ピンポーン─── ん? 誰か来た?? っ! もしかしてっ!
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