記憶の欠片

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深青 はぁ~ なんとか間に合ったね。 帝 うん、なんとかね キンコンカンコーン─キンコンカンコーン── 帝 あっ!チャイム! 行くよっ! 深青 うんっ! そのあと私たちは教室に入りHRも終わり午前の授業も終わり、今は昼休み。 深青 疲れたよ~… 帝 同感… 深青 そういえばさ、“運命の人”って誰なんだろ? 帝 ん~…さぁ…… (一人だけ思い当たるような気がするけど今は憶測だけで言わない方がいいカナ) 帝 知りたいなら占ってみる? 深青 べっ、別に知りたい訳じゃ… 帝 (顔が赤いよ。深青ちゃん♪) はいはい、じゃあ占ってみるね。 深青 うん…。 帝 ………… 帝は占いをすると集中しすぎて 周りが聞こえない。それに長い…。 帝の占いが終わるまで本を読んでいるとクラスの女の子に話をかけられた。 女子A ねぇねぇ、深青ちゃん。 深青 ?、なに? 女子A 帝さんってさ、ちょっと恐くない? 深青 ?、なんで? 女子A だってさ、あの子の占いすごく当たるじゃん。 深青 それは… そう、帝の占いはよく当たる。それも的中率99,8%とかなり高い。 だからたまにこう言ってくる人がいる。 だけど占いがよく当たるとゆう事で よく頼ってくる人も多い。 深青 …そんな事言わないで。帝とちゃんと向き合わないあなた達に帝の事をどうこう言ってほしくない! 女子B そんな怒鳴らなくても。 深青 怒鳴りたくもなるよ! 帝の悪口言わないで! ビクッと女の子が震えたのが分かった。 女子A …悪かったわよ… 深青 分かればOK! そう言って私は帝の所に戻った。 そしたら帝がニヤニヤ少し笑いながらこっちを見ていた。 …占い終わったのかな? てか顔ちょっと怖いよ! 深青 ……なに? どしたの? もしかして今の聞かれてたとか? そう思うと少し照れくさくなってきた…。 帝 深~青♪ 深青 …なによ。 帝 かばってくれて ありがとぅ♪ 深青 別に… 本当の事を言っただけよ。 帝 フフッ♪ (ありがとぅ)
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