記憶の欠片

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私と帝が 出会ったのは中学に入ってから。 初めて帝と会った時は ちょっと変わった子だな、と思ってたけど反対に懐かしい感じがしたんだ。 だから、友達になろうと決心した。 それは向こうも同じだったらしく友達になった時二人して 深青・帝 なんだか初めて会った気がしないね と二人してよく言ってた。 そして私たちはすぐ親友になった。 あの日からもう3年。 ずっと変わらず帝と親友していきたいな♪ 深青 あっ! そういえば占いどうだったの? 帝 誰かはでなかったけど“運命の人”がいる場所は掴めたわよ。 深青 よしっ! じゃあ放課後その場所に行こぅ! キンコンカンコン─キンコンカンコン─── 深青 あっ、チャイム。あと1時間頑張ろうね。 帝 モチ! ―5時限目── 午後の授業は何故だか眠くなる。 先生の話がお経に聞こえてきてお経+眠気で5時限目は1番疲れる時間だ。 深青 はぁ、早く終わんないかな… そんな事を考えてたら、いつの間にか眠っていたらしい。 そして夢を見た───
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