恋の階段

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喫茶店に入る事になった。 注文をして、品物が来るまで… 彼女は、さっきの話題で俺をからかってた… 運ばれて来たのは… コーヒーと紅茶。 何時も喫茶店に入ると同じ物を頼む二人。 軽く一息ついてから、今度は俺が質問をしてみる事にした。 「じゃぁ…斉藤さんは、今までどんな人と付き合ったの?」 何気ない質問のつもりだった… だけど、彼女の表情は暗くなってた… 「なんかマズイ事聞いた?💦」 慌てて、質問を変えようと頭をフル回転させる。 「うぅん…そうじゃ無くて…」 「私がこの町に来た理由が…前の彼氏に関係してるから…」 『マズイ‼ 地雷を踏んだ💦』 心の中で地団駄を踏む… 彼女がこの町に来た理由には… ずっと触れないできた… 最初は気になったが、無理して聞かなくてもって思ってたから… だけど、ふとした会話から… 思いがけず、理由を知る事になるとは… 複雑な思いを抱え込み、激しく後悔してた…
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