Atma

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流転に朽ちて また芽吹く 触れる手が穢れていく 追う欲は果てなく 己を澱ませ 満ちる 沈み 燃える快 結び 解けぬ業 流転に咲いて 今実る 切り削ぐ手が制されてく 問う楽は果てなく 己を和らげ 満ちる 涼み 冷える悦 結び 融ける界 確かな この色さえ いずれは消えてしまう 担う苦は 無明の空に泛かぶ 沈み 燃える快 結び 解けぬ業 認めた この意識も いつかは変わっていく 捉う身は 無常の唄に絶え 確かな この色さえ いずれは消えてしまう 担う苦は 無明の空に泛かぶ  
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