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部屋は最上階で、窓からテーマパークと海が臨めた。
「キレイ」
とてもきれいな夜景で、ずっと眺めていられそうだった。
「風呂、お湯溜めるな」
「うん……」
ソファーに座って足を伸ばす。
「張り切りすぎたかな――足がパンパン……」
一日中歩き回って、日ごろの運動不足もたたってか、足が一回り太くなった感じ。
「裸足になるといいよ」
脱衣所で振り向いた敦史に言われ、私は裸足になって足を揉む。
「どれ、かしてみ」
やってきた敦史は、ソファーの前に座り、私の足を持って、ふくらはぎを優しくマッサージしてくれた。
「気持ちいい……敦史、上手だね」
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