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シャワーの音が聞こえてくると、敦史とのこんなシチュエーション、何度も経験しているのに、緊張してきた。
敦史とのキス、肌を重ねること、イヤラシイと感じていた事も、もどかしい想いを伝える手段のように思えた。
きっと、私は……敦史しか知らない私は、ひどくHな女の子かもしれない。
だけど、私のすべてを受け入れてくれる敦史には、すべてをさらけ出せた。
だから、ここにこうして居るのも自然なこと――だけど、余りにも緊張してしまい、一人で待っていたら、逃げ出したくなった。
「ガチャ」
バスルームのドアが開いて、下にバスタオルを巻いた敦史を見て、ビクンと反応してしまった。
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