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間接照明の明かりに照らされたベットに裸の私を置くと、敦史はさっきの続きのような深いキスをした。
唇を離しキラキラと輝く敦史の瞳に見惚れながら、手をかざす。
「キレイな瞳……目は心を映す鏡だって言うよ」
「じゃあ、目だけ別物だ」
「そんなことないよ。敦史の心はキレイだよ」
敦史は、微苦笑した。
「今その心で、凄いこと考えてるのに?」
私はその意味することを知りながら、敦史の目を愛おしく見つめた。
敦史は見透かしたように、イタズラに笑むと、私の手を取って、指先を口にふくみ、それが始まりのように、時間をかけて、体の隅々まで調べ上げていった。
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