10.コイ アイ

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 目に涙が溢れる。 「大丈夫……痛かった?」 「嬉しいの……敦史と一つになれて」  敦史は愛おしむ様な目で見つめ、髪や肩をなで、長く愛情の伝わるキスを交わした。 「愛してる」 「私も、愛してる」  このまま離れたくない。このままずっと一緒にいたいーー私だけじゃなく、敦史もそう考えているのが分かる程、私たちはお互いを求めた。  翌日も、テーマパークのチケットがあったけど、 私たちはチェックアウトぎりぎりまで何度も肌を重ねた。
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