11.彼の闇

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 そんなある日、洋史君から着信があった。 『ニィと連絡が取れないんですけど、何か知ってますか?』  洋史君は私が敦史と最後に会った日から連絡が取れないでいた。 「洋史君、会って話せないかな?」  波立つ程の不安を抱え、仕事を終えた洋史君と駅で待ち合わせる。
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