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「何か白い空間やな
何もないやん」
《ようこそ死のゲームBaD FaNtAsYへ》
女性のアナウンスが部屋中に響き渡る。
「死のゲーム？
どう言うことだ？」
翔がそう聞き返すと。
《説明書には書いていませんからね
まず、あなたがこの世界で他のプレイヤーやモンスターに倒されると現実世界でも死んだことになります。
そして、一旦セーブポイントでセーブして、現実世界に戻ってきて、十日以内にまたプレイをしなければ死にます
死の原因はこの２つです》
そう言われても、三人は慌てない。
「死ぬか……
生半可な気持ちでやるんじゃなかったな
てか都合が悪いとこ書いてなかったんだな」
翔はハアと溜息をつく。
「まあやったからには後戻り出来へんらしいし、やるしかないやろ」
《いい心意気です
それではあなた達に合った武器を与えましょう
ですが、その前にあなた達の能力を調べさせてもらいます》
数秒すると……。
《解析完了しました
ウエポンボックスを転送します》
すると三つの白い鉄の箱が三人の前に現れた。
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