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「何だこれ?
贈り主は……」
翔はそう言って、贈り主を見る。
「バッド?」
それはバッド以外なにも書いてない。
「意味分からねぇ
住所も何も書いてねぇ
ん?バッドファンタジー?」
翔は箱に英語で書いてある字を読み上げた。
「そんなん聞いたことないな」
悠太はそう言って翔に近付く。
「それ聞いたことあるよ」
「本当か!?」
翔と悠太は美紀の方を方を向く。
「何か女子の間じゃそう言う都市伝説みたいな話題が流行っててね
その中にバッドファンタジーって言うゲームがあるって聞いたことあるよ
確か、自分がその世界に入って、実際にプレイ出来るってやつだよ」
「ふ~ん何か面白そうだな
一回やってみるか?」
「やろやろ」
悠太がそう言うと翔は丁寧に段ボールを開け始めた。
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