プロローグ

6/8
前へ
/57ページ
次へ
「何だこれ? 贈り主は……」 翔はそう言って、贈り主を見る。 「バッド?」 それはバッド以外なにも書いてない。 「意味分からねぇ 住所も何も書いてねぇ ん?バッドファンタジー?」 翔は箱に英語で書いてある字を読み上げた。 「そんなん聞いたことないな」 悠太はそう言って翔に近付く。 「それ聞いたことあるよ」 「本当か!?」 翔と悠太は美紀の方を方を向く。 「何か女子の間じゃそう言う都市伝説みたいな話題が流行っててね その中にバッドファンタジーって言うゲームがあるって聞いたことあるよ 確か、自分がその世界に入って、実際にプレイ出来るってやつだよ」 「ふ~ん何か面白そうだな 一回やってみるか?」 「やろやろ」 悠太がそう言うと翔は丁寧に段ボールを開け始めた。
/57ページ

最初のコメントを投稿しよう!

21人が本棚に入れています
本棚に追加