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「お待たせしました」
玄関前で待っている彼に
私は言った
『…まぁ…そんな不安な顔になんなよ…不安な気持ちも分かるけどさ…』
私は驚いてしまった
｢えっ……私…今そんなに不安な顔してましたか…??｣
『あぁ…かなり不安な顔してる…まぁそんな心配すんなって…』
彼の言葉を聞いて…自分がさっきまでどんな気持ちだったのか見透かされたように感じた
そして彼は私に言った
『じゃあ…行きますか…』
彼はスタスタと歩き始めた
私はそんな彼の後ろ姿を追いかけた
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