†chapter1†

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「はぁ、はぁ、ゲホッ、ゲホ。オェッ!し、しんどい。」 走ること20分、やっと町が見えた! ちなみに、このペースはオリンピックマラソン選手とほぼ同じ。 ……どんだけチートだよ。 「俺の体どうなってんだとか、なんでこんな目に遭ってんのかとか、言いたいことはたくさんあるけど、とりあえずメシーーーー!!!」 ―――ドン 「あ、すんませ「イッテェェェ!」…は?」 町に入ってすぐ、叫んでたら2人組のお兄さん達にぶつかった。 「イッテェ、右肩がぁ!」 「あーあ、こりゃあ折れてんな。おい、兄ちゃん、どうしてくれんだよ。」 うわー、ベタベタなカツアゲ来たよ。 「どうって言われて「イッテェ!いてぇよぉー!右肩があぁーー!」……も。」 ………うるせぇ。そんなに痛いならさっさと病院行けよ。
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