†chapter1†

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「大丈夫だ、魔法はマオにも使える。ただ、魔術はわからない。」 「そうなんだ、魔法と魔術ってなにが違うんだ?」 「魔法と言うのは、自分の精神力を魔力に変換し、無詠唱で発動が出きるんだ。 しかし魔術は、その魔力を一旦魔術回路を通し、呪文を詠唱しなければ発動しない。 しかも、魔術回路は産まれたもっての物だから、魔術回路のある者にしか使えないんだ。」 んー、なんかよくわかんなかったし、どっかで聞いたような単語も出てきてたけど、とりあえず魔法は使えるみたいだから万事オッケー! 「へー、俺も魔法使ってみたいな。」 「それなら練習してみたらどうだ、記憶が無くても体が覚えているかもしれない。」 「あ、うん、そうだな、明日からにでも練習しようかな。」 いや、使ったこと無いから、体が覚えてるわけがない。とは言えない……。 「よし、それなら明日私もつきあおう。」
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