261人が本棚に入れています
本棚に追加
気がついたら寝ていた俺は、翌朝セバスチャンによって起こされ、朝食を食べに食堂に案内される。
「本日の朝食は、ポーチドサーモンとミントサラダをご用意致しました。
付け合わせはトースト、スコーンとカンパーニュが焼けておりますが、どれになさいますか?」
「…スコーン。」
ん、紅茶の香りが…。
「この香り…今日はセイロンか?」
「違います。」
ですよねー。マンガみたいにいくわけ無い。
そんなバカをやってると、レニーが食堂に入ってきた。
「おはようマオ。昨日は眠れたか?」
「おはようレニー。お陰様でぐっすり。」
「チッ。」
あれ?何か聞こえた気が……。
セバスチャンの視線が、冷たい気がするのはなんでだ?
「そうかそれは良かった。突然なんだが、朝食が終わったら魔法の練習を始めよう。」
おぉ!やっときました。念願の魔法!
最初のコメントを投稿しよう!