†chapter2†

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気がついたら寝ていた俺は、翌朝セバスチャンによって起こされ、朝食を食べに食堂に案内される。 「本日の朝食は、ポーチドサーモンとミントサラダをご用意致しました。 付け合わせはトースト、スコーンとカンパーニュが焼けておりますが、どれになさいますか?」 「…スコーン。」 ん、紅茶の香りが…。 「この香り…今日はセイロンか?」 「違います。」 ですよねー。マンガみたいにいくわけ無い。 そんなバカをやってると、レニーが食堂に入ってきた。 「おはようマオ。昨日は眠れたか?」 「おはようレニー。お陰様でぐっすり。」 「チッ。」 あれ?何か聞こえた気が……。 セバスチャンの視線が、冷たい気がするのはなんでだ? 「そうかそれは良かった。突然なんだが、朝食が終わったら魔法の練習を始めよう。」 おぉ!やっときました。念願の魔法!
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