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「…ぃ、ぉーぃ、おーいってば!……えいっ!」
「おふぇ!!◎#◆☆♂▲*ーツ!!」
らーらーら、ららーら、ことーばに、できなぁい♪
股間の激痛で目覚めるとそこには金髪金目の年上であろう女性が満面の笑みで立っていた。
「あ!起きたー?おはよー。」
「おはよーじゃねぇ!使えなくなったらどうすんだ!しかもなんで満面の笑み!?サドですか!?」
「ごめんねー、でも君がなかなか起きなかったからついねー。」
再び満面の笑みで謝る女性。
くそぅ可愛い!!怒るに怒れないじゃないか。……もうなんでもいいや。
「で?ここはどこでお姉さんは誰?」
周りを見渡しても真っ白な何もない空間が広がってるだけだ。
「えっとねー、ここは境界って言って現世とあの世の狭間でー、天国行きか地獄行きを決める場所なのー、そして私はここの管理人のマリアでーす。」
どこのス○イハイ?
「そうっすか、じゃあ俺はやっぱり死んだんすか?」
「君はあんまり驚かないんだねー。普通はもっと驚いたり、取り乱したりするもんだよー。」
なんか驚いた顔になるマリアさん。
「いや、あんなにわかりやすいフラグ立ってたら誰だってわかるでしょ。」
まぁでも高校2年生で死ぬなんて思ってもみなかったけどね。
「そんなもんかなー?私にはわかんないやー。あっ!でも君の場合は死が確定した訳じゃないんだよー。」
そっかー、やっぱりかー…………
「なんですと!?」
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