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「君はねー、自分を犠牲にしてまで子供を助けたからね、特例で生き返る権利が与えられてるのー。生き返るかどうかは君次第だよー、どうするー?。」
まぁ生き返れるのは正直嬉しい。
「もちろん生き返る!!」
「ちなみに条件もあるよー。」
「先に言えよ!」
やっぱり抜けてんなこの人。
「で?生き返る条件ってなんすか?」
「えっとねー、条件は2つー。1つはー、生き返るのは違う世界でー、もう1つはー、元居た世界では元から居なかったことになってみんなの記憶から消えちゃいまーす。後一生戻ることもできませーん。」
…なんだそんなことか、案外簡単だな。
「全然良いですよ。」
「ほぇ?」
ほぇ?ってなんだよ。可愛いなコノヤロウ。
「いや、だからね、その条件のみますよ。」
「いいのー?みんな君のこと忘れるんだよー?」
「良いですよ、その方が未練が薄れます。」
「面白い子だねー。君みたいな子は初めてだよー。じゃあ用意するからちょっと待ってねー。」
するとマリアさんの横から白い門が現れて勝手に開きだした。
「ここに入ればいいんですか?」
「そうだよー。」
ここから新しい人生が始まるとなるとやっぱ緊張する。
「…じゃあいってきます。」
門をくぐると俺の体は白い光に包まれていった。
そして後からマリアさんの声が聞こえた。
「お生きなさい。」
最後までスカ○ハイでした。ごめんなさい。
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