†chapter1†

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てなわけで、生き返ったわけなんだけど……。 「誰も居ねぇ……。」 一時間歩き回って、人っ子一人見つからない。むしろ生き物一匹すら見てない。 目にはいるのは木だけ。 「くそー!喰らえ必殺YATUATARI!!チェリオォォー!」 ――バキッ!ミシミシミシ、ドサッ!! 「…………wat happen?」 …蹴ったら木が折れた。 いやいや、いくら格闘技やってたからって、これはないわ。 「はっ!もしかしてここはメルヘ〇ン!?ならド〇シーとバッ〇を探しに!!」 ……嗚呼、言ってて虚しくなってきた。 「もういい!!歩く!!」 このままじゃ拉致があかないから、適当に歩くことにした。 この時はまだ、その先にある悲劇を知らずに……。
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