†chapter1†

5/16
前へ
/96ページ
次へ
おけ、ここは紳士にいこう。 「大声を出してすまなかった、驚かす気はないんだ。どうだろう、顔を見せてくれないか?」 決まった!俺超紳士。 ―――のそのそ おお!効果てきめん、僕イケメン!オーケー! 「ウルサいな、なに?」 「え!?お、女の子!?」 茂みから飛び出してきた野生の???は、金の長髪に翡翠の目をした、同い年ぐらいの女の子。 「なに?なんかようなの?」 「あ、いや、道に迷っちゃって。町のある方向教えて欲しかったんだけど…。」 「けど?」 「そんなボロボロで大丈夫か?」 女の子はなぜかボロボロで、所々服もはだけてる。 そもそも、なんで茂みで寝てんだよ。サ〇か?三輪ボイスの山犬にでも育てられたのか? 「そんなこと、キミには関係ないでしょ?」 うわ!感じ悪っ!
/96ページ

最初のコメントを投稿しよう!

261人が本棚に入れています
本棚に追加