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おけ、ここは紳士にいこう。
「大声を出してすまなかった、驚かす気はないんだ。どうだろう、顔を見せてくれないか?」
決まった!俺超紳士。
―――のそのそ
おお!効果てきめん、僕イケメン!オーケー!
「ウルサいな、なに?」
「え!?お、女の子!?」
茂みから飛び出してきた野生の???は、金の長髪に翡翠の目をした、同い年ぐらいの女の子。
「なに?なんかようなの?」
「あ、いや、道に迷っちゃって。町のある方向教えて欲しかったんだけど…。」
「けど?」
「そんなボロボロで大丈夫か?」
女の子はなぜかボロボロで、所々服もはだけてる。
そもそも、なんで茂みで寝てんだよ。サ〇か?三輪ボイスの山犬にでも育てられたのか?
「そんなこと、キミには関係ないでしょ?」
うわ!感じ悪っ!
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