22.エピローグ

4/4
前へ
/370ページ
次へ
 海辺をビーグル犬と2人の男の子が、追いかけっこするようにハシャイでいる。  その光景を加世子は愛しく見つめた。  子供たちとの間で立ち止まり加世子を待つ敦史が手を伸ばす。 「加世――」  太陽の光に照らされ、キラキラ輝いた瞳と、無邪気な笑顔に見つめられ、加世子はトキメキながら敦史の元へ近づいていった。  敦史はやってきた加世子の肩を抱き、2人は肩を寄り添い、子供たちの元へ歩いていった――。  Be with you そばにいる  stay with me そばにいて  with loveーー 愛とともにーー  おわり
/370ページ

最初のコメントを投稿しよう!

280人が本棚に入れています
本棚に追加