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『 敦史
限界なんて、私の方だよ。
ずっとずっと、恋しくて、苦しくて・・・その繰り返し。
「薄井さん」って呼ばれることにも慣れたし、
結婚している自覚も出来た。
でも、側に敦史が居ないことだけは、ずっと慣れなくて、淋しいよ。
敦史の手紙を見て、抑え切れない気持ちを、
和田編集長にぶつけたんだ。
編集長は困ったはずなのに、私たちに最高のクリスマスプレゼントをくれたよ。
だから、この手紙は、
そのプレゼントの証し――
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