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街はどこもクリスマス一色だね。
初めて一人で降り立つこの街は、
ちょっぴり怖くて、
でも、すごく温かく感じたよ。
この手紙を持って、
アナタの住所のメモも一緒に……
タクシーを降りて、
シャレたアパートに着く。
ブザーを押したら、懐かしい声が聞こえた。
「――加世」
アナタが出てくるまでの数秒が、
白い吐息と交ざって、幻のように感じる。
大丈夫、
すぐに触れ合って、現実だと分かり合えるから……。
結婚しても
何年経っても
アナタを見る度に胸がトキメク
アナタに恋してる
アナタを愛してる
with love 加世 』
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