抱きしめたい

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日曜日、目覚めるとテーブルに朝ごはんの支度がしてあった 【昨日の事忘れてください。会社ではいいパートナーで】 そう書かれたメモが置かれていた 俺はシャワーを浴びながら、自分のしたことを少し反省した 慰めるだけでよかったのに… 久しぶりに部屋にお味噌汁の匂い、ご飯の炊けた匂いが立ち込めた 玉子焼きと、残り物の野菜で煮浸しを作ってくれていた 香住はすごく悩んだだろう…おろした事を… 反面、そんな話しをできる二階堂部長って、香住とかなり深く関わっているんだろうなと思った これから先、俺も顔合わせるだけに、なんとなく気になる存在だった もう香住はうちに来ないだろうな…こんな事になって 明日も少し顔を合わせにくい… まだ彼女の身体の感触が残っているし、思い出すだけで顔が赤くなる おまけにこんな美味い飯作られたんだ… 本人は気にしなくても、俺はかなりその気になるというか…一緒にいたい存在だと思ってしまう ナツオ!どうする! 香住にアタックすべきか? もう一度抱きしめたいんだ! 香住を…!
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