1章

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「でも試したのは小動物ばっかりだったしね。正直人間に通用するのか不安だったんだけど、見事!君達のお陰で!この眼が人間にも通用すると立証されましたぁ!ワー」 小太りの男は1人で盛り上がり手を盛大に叩いている。 「さてと、じゃ質問タ~イム!今から君達の質問に答えてあげよう。さぁじゃんじゃん聞いて!」 しかし少年達は口一つ動かせない。 「はい、じゃ和樹君!」 小太りの男は勝手に話しを進行させる。 「動かない相手に何が出来るか?う~んそうだね~」 1人事の様に呟き小太りの男は側にあった石を拾い上げる。 「た・と・え・ばぁ~こう!」 そう言うと小太りの男は手加減なく和樹の頭を石で殴った。
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