初めの終わり

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君が愛してるって言ったから…僕も愛してるって言ったんだ。 だからね。僕が見るもの感じるもの全て君に向けてるんだ。 銀色のふわふわした髪。 ほんのり甘い匂い。 低音の声。 全て僕のもの… なのに、君は僕を見ないの?感じてくれないの? ほら、また今日も女の子と男の子と歩いてる。 眼鏡の子とチャイナの子… 近くにいる人だって許さないよ? だから…これで最後の景色は僕にして…僕の笑った顔でサヨウナラ。 あれ?目を押さえてどうしたの? あぁ…僕の笑った顔で照れたのかな?恥ずかしがらなくても良いのに…
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