7人が本棚に入れています
本棚に追加
いくら銀時の知り合いだとしても許さないよ?
ボクノソバニイナキャ
ダ メ ナ ン ダ 。
地面が紅く染まる頃、僕は銀時の体を抱いて走った。
何処までも
どこまでも
ドコまでも
ドコマデモ…
皆が握っていたから、一緒に置いてきちゃった両腕は、名残惜しいけど…僕以外の人が触ったのなんか嫌だ。
銀時は、もう僕を抱き締められないけど、代わりに僕がギュッて抱き締めてあげるからね。
抱き締めた。
冷たかった。
ツメタカッタ?
まぁ、いいや。
側に居られれば良いんだもん。
冷たいなら、僕が温める。
最初のコメントを投稿しよう!