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「隣、圭ちゃんじゃん。」
「圭ちゃん…?」
大樹が指差す方を見ると、一人の男子が机を運んでいるところだった。
(隣の席この人なんだ)
初めて同じクラスになったけど、一応知っている。
確か、大樹と一番仲がいい…森圭一?だったっけ。
てことは、大樹は仲いい人と前後だから、こんなにうかれてるのか。
一応、隣になったということで、私は軽く挨拶をしてみた。
「えっと…圭一君?だっけ。愛奈って言います。よろしくねっ!」
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