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「司、これ3番テーブルに運んでちょうだい。」
『分かった。』
そして司は言われた通り、3番テーブルに紅茶とクッキーを運んだ。
「あっ、司?今日もご苦労様。」
そう言ったのは、司の幼なじみの小野清香(おのきよか)。
『いつもの事だよ。それより、今日はどうしたの?』
「なんで?」
『清香がここに来る時ってだいたい面白い事があった時でしょ?』
「さすが司!よく分かってるね♪」
司にとって清香は家族を覗いて唯一気兼ねなく話せる人物。
もちろん、清香といる時は司も普通に喋り、普通に笑う。
その二人を偶然見ていた三神要。
(アイツの笑顔初めて見たな…)
(アイツって意外と可愛いな…)
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