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雰囲気が出たな、と言われた
私は(もしや謀ったのか)と頭の中で思った
そんな思考をしている中、友人が私を引っ張って迷路の中へ連れてかれた
迷路は外で見たよりかなり広かった
入ったは良いが本当に普通に出られるのか心配になるほどだった
そしてかなり歩いたところで友人が一言
「…迷った」
「バカが」
即座に突っ込んだ
「しようがないから緊急脱出するか」
先程はあまりふれなかったが迷路の下には隙間がある
其処から抜け出そうと友人が提案した
無言のままかがんだとき
足とか見えたら知らせろ、と言われる
併し、其処に足は見えなかった
十間程先に
逆さになっている頭が見えた
私は絶句すると共に全運動が出来なくなった
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