六章

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そう、ここまでは良かったのだ。 お団子屋を出た後、私と一刀兄さんは流石にお団子だけではいけないと、お昼ご飯用に肉まんなどを買って行く事になったのだ。 しかし…… 肉まん売りのおっちゃん「えーい! これもオマケだ。 持ってけ!」などと注文した量の倍の肉まんをもらったり シュウマイ売りのおばちゃん「何!? あんた、うちも負けてられないよ!」 その旦那「よしきた! 作りたてをやろうじゃないか!」 と、肉まん売りのおっちゃんに対抗して隣のシュウマイを売っていた夫婦からも大量のシュウマイをもらった。 飲み物を売っていたおっちゃん「なら、うちも倍のお茶をあげ「流石に飲み物は無理です!!」」 などと、一刀兄さんが止めるまで永遠に続きそうであった。
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