六章

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一刀「結構歩いたね、お腹が減ったよ。」 お腹を擦りながら一刀兄さんが岩に座った。 「ですね。 意外と奥まで来ましたから。」 私も近くの岩に座った。 一刀「ではいただきましょうか?」 「はい、いただきます。」 持っていたカゴから肉まんなどを取り出し、お昼になった。 ~~~~~~~~~~~~~~~ 「ごちそうさまでした!」 一刀「ごちそうさま。 まだ残っているけど、帰りながらつまもうか。 お団子は…… つまむか、お城で食べよう。」 流石に残った肉まんなどは日持ちがしないので帰りに食べる事になった。 「その方がよさそうですね。 でも、どうしますか? このまま散策を…… んっ?」 一刀「どうした冬ら「ガサガサッ!」ん?」 私が話している途中に止め、藪の方をいきなり見はじめたので一刀兄さんが不信に思い聞いてきた時、藪の方から物音がしてきた。
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