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俺がドアを開けようと手を伸ばした瞬間、視界がまっ暗になり、腹に何かがめり込んだ
視界がまっ暗になったのは顔にドアが刺さったせいだと気づくのにそう時間は要らなかった
「っつぅ…」
苦悶しながら目を開けると、そこには___
「あれ?何でそんなとこに倒れてんの?カゲ」
___お隣の幼馴染みがいた
「テメェ…!」
腹にめり込んでいたのは足だった
それに気付いた幼馴染み、アスカはささっと足を引っ込める
顔には冷や汗が垂れていた
「後で請求書送っとくから覚悟しとけよ…!」
「あ、あはは。それはちょっと勘弁…してくれないよね!うん!わかったからその拳下ろして!」
こいつも俺も家族はいない
だから、といっちゃあ何だが、不思議パワーが備わっていた
…絶対家族関係無いと思うけどね
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