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男 「つまりまだ寿命じゃない俺の…」
男 「その超重要書類に寿命の印鑑が押されたわけだ」
使い「はい」
男 「それを破棄して新しい書類を作ればいいじゃないか」
使い「それはできん」
男 「…いきなり言葉遣いが変わってないか?」
使い「疲れた」
使い「とりあえず書類は生まれた時からずっと管理されているもので」
使い「君の寿命は本来なら130年後で老衰だったはずなんだが」
男 「…えぇ…今二十歳なんスけど」
使い「ちなみにそれまで友達も身よりもない独身童貞を貫き通していたはずだったんだ」
男 「…ある意味寿命が減ってよかった気がする」
使い「というわけで、そんな書類に来年の誕生日に死亡確定の印が押されて」
使い「晴れて君は来年死亡することになった」
男 「手違いで俺を殺すのってどうなんだ…」
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