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使い「本来ならありえんことなんだぞ」
使い「俺がこうやってお前の前に現れたのだって、普通はないことなんだがな」
男 「お前のミスでこうなったんだろ」
使い「でも、今年一年は最大の運気のはずだ」
男 「いいのか悪いのか…」
使い「まぁ、130年分の幸運が1年間続くんだ。よかったじゃないか」
男 「一年で死ぬんじゃなぁ…」
使い「ま、これでも悪いと思ってるんだ」
使い「許せ」
男 「まぁ幸運ってやつの結果次第だな」
使い「それじゃ、俺は天界からお前を見させてもらう」
男 「…なんで?」
使い「…実はお前が死ぬまでの間の世話係を言い渡されたのだ」
使い「先に言ったお前が死なないというのは私とお前がつながっていることで起きるのだ」
使い「まぁ口では言い難いがな」
男 「つまり俺と君が神様の変な力でつながりができて、死ななくなってると」
使い「そんな感じか。あと、3つの奇跡についてだが、お前が本当に必要になったときに願えば奇跡は起こる」
使い「まぁそうでなくても、130年分の幸運があるんだ。ここぞというとき以外はめったに使わんだろ」
使い「何かあればよべ。すぐに来てやる」
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