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「ふぁぁ……ねむ……少し、ねむるとするか……そうだな250年アイツを探したんだから、今度はアイツがあたしを見つけるまで眠りにつくとしようか……まぁ、途中で食事に起きるかもしれないが」
カインは部屋の隅にあった――元々誰かを弔うために置いてあったのだろう――棺に入ると静かに目を閉じた。
これから長い間この暗く、そして寒い中眠りにつくのだろう、と思いカインは自分の行動に呆れながらも眠りについた。
そして時は流れ500年後……カインが眠っている棺をある少年が見つける。
カインが目覚めるまで後少し……。
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