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「はーい、じゃあこの用紙に進路希望書いて今週中にもってきてくれー。」
がやがやと騒がしい教室の中、担任の声が響く。
「あたしあの大学うけるかなー。」
「専門いくからなぁ。」
「この大学スポーツもすごいんだよね。」
思い思いの進路に対する考えが飛ぶ。
我が校、市内でも有数の・・・
竜「ぶなんに上大でいーよなー。」
有数の・・・
暦「だよねぇ。」
美都「つかあそこしかドノーマルな成績の私らにはいける場所ないって。」
進学校ではありません。
美都「学科だっていろいろあるしぃ、ひとまず入ってみるのも手だよね。」
まぁ、私は実際はやりたいことあって、それが上大に都合よく叶えられる学科があるからもともと受けるつもりだったんだけど。
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