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ちなみに、上大とは「すぐ上の大学」とゆー、我が校の卒業生ならびに在校生の造語みたいなもの。 私が通う我が校こと、東高校のまさに上にあるから上大。 地図をみても、実際の立地が東高校よりも少し高い場所にあるから。 そしてそして、東高校の卒業生の3割以上の人が行くらしい。 暦「あっ!でもな・・・。」 思い出したように暦は声を出し、表情を曇らせる。 美都「・・・暦。」 名前を呼ぶと曇ったままでゆっくりと私の顔を見る。 美都「人いっぱいだしさ、私だっているよ!それにキョウだって上大受けるって言ってたんだしさ、ね?」 大丈夫、暦は私が守る。キョウだっているし。 暦「そう・・・だよねっ。うん、そうだ。」 私の言葉に納得したように、勇気付けられたように頷く。 竜「二人して急にどーしたの?てかキョウって誰さぁ?」 暦「ぁー、っとね・・・私不良とか素行の悪い人苦手で、絡まれやすいんだぁ。」 忘れ去られていた竜の疑問の一つに暦が答える
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