1.「イジメ」問題の捉え方

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また、幼稚園・保育園や、小中高学校で虐めの内容は全く違う 幼稚園、保育園…小学校や中学のようないじめは無いに等しい。積極的な子供が消極的な子供を従えているように見える「子供同士の力関係」や、「子供のコミュニケーション能力の未発達」による玩具の横取り、手を出すことを虐めと捉えてしまう。 (2005年3月7日 読売新聞より) 小学校…「冷やかし」の割合が多いが、「仲間外れ」の割合が他の年代に比べて多い。服装、話し方、肌の色、家庭の事情、出自、身体的特徴、お弁当、成績不良(或は良好)、国語の作文(一方的な人間関係が周知されてしまう等)等から始まる事が多い。 中学校…統計上、最も虐めが多くなる年代である。肉体的に成長し、暴力行為により相手に重傷を負わせ、死に至るケースや、相手が自殺するケースもある。 高等学校…「冷やかし」が多いが、「暴力」の割合が高い。虐めが原因で退学する場合もあるが、割合は少ない。(人間関係が理由で自主退学した割合は2005年度で約7%) 大学…大学においても、特に体育会系のクラブの先輩からの「しごき」という名での虐めは存在しているが、最近ではそれ以外でも、中学・高校レベルの虐めも存在している。継続的で悪質な虐めで、訴訟沙汰になった例もある。
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