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四、虐めの問題点
これらの「いじめ」の共通問題は、周囲の者達が気付かない内に深刻な状態になる場合、行為者が「いじめ」と自覚していない場合、合理化・正当化される場合、罪悪感が無く、むしろ正しい、相手のためにやっているという錯覚が生まれる場合である。
虐めの問題は日本だけでなく、欧米でも深刻な問題になっている。特にアメリカでは、「bullying」(虐めの英語表記)と「suicide」(自殺の英語表記)が合わさった「bullycide」(虐め自殺)という言葉が広まっている事から、虐めによる自殺が増加しているのが解る。
また、日本では「いじめ=学校で子供が行うこと」というイメージがあるが、実際は大人の社会でも虐めに相当する現象(職場虐め)は多数存在しており、ネット上のユーザーによる誹謗中傷の書き込み等(ネット虐め)も存在している。ただ、今回は学校における虐め問題について取り上げたい
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