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突然携帯の方へ掛かってきた電話…
相手が悠だと確認すると遥は電話に出た。
「どうしたんだ」
「いまテレビを見ているんだけど、三日月さんの遺体が発見されたみたいだよ」
「なんだと…
詩季からの連絡も無いぞ」
遥はやや不満そうに舌打ちをする。
「今から行く」
別に携帯のワンセグ機能を使えば意図も容易くニュースを確認出来るのだが遥は真っ直ぐ悠の家に向かった。
理由は簡単
仕事が無くなり暇になったからである。
詩季は発見された彼女の相手で忙しいのだろうと遥は考えていた。
もちろん死体相手だか…
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