No.04 彼氏

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  突然携帯の方へ掛かってきた電話… 相手が悠だと確認すると遥は電話に出た。 「どうしたんだ」 「いまテレビを見ているんだけど、三日月さんの遺体が発見されたみたいだよ」 「なんだと… 詩季からの連絡も無いぞ」 遥はやや不満そうに舌打ちをする。 「今から行く」 別に携帯のワンセグ機能を使えば意図も容易くニュースを確認出来るのだが遥は真っ直ぐ悠の家に向かった。 理由は簡単 仕事が無くなり暇になったからである。 詩季は発見された彼女の相手で忙しいのだろうと遥は考えていた。 もちろん死体相手だか…  
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