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翌日遥は事務所で詩季と三日月の父親を待っていた。
いくら子供と疎遠になっていても、殺されたとなれば当然親は子の元に駆けつける…
コレは悠と朔月は決して知ることが無い感情の1つであると遥は考えていた。
遥は既に忘れてしまった感情だが…
そうこうしているうちに事務所に詩季と三日月の父親が訪ねて来た。
規則正しい二回のノック音に続いて2人は入ってくる。
「すみません遥さん
連絡が遅れてしまって…」
申し訳無さそうに頭を下げる詩季…
こういった事に慣れていないからか…
縁が無いからか…
感情が欠落しているからか…
どうも苦手だ
と呟く遥、もちろん心の中で…
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