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「買い物に付き合ってくれてありがとう」
大きな買い物袋を2つ抱える朔月の隣には、これまた大きな袋を持った緋色の姿があった。
「やっぱり人多いね」
今日はオープンイベントが開催されている為、本当に沢山の客が買い物に来ている。
緋色はレジに並ぶだけで1日が終わるのではないかと思ってしまった。
「コレ本当に貰っていいの」
緋色は自分の持つ買い物袋を若干持ち上げて見せた。
「いいよ
みんなで食べなさい」
緋色の持つ袋の中身は大量のポテトチップス、オープンイベントの福引きで朔月が見事当てだのだ。
「ありがと」
緋色は笑顔を作って朔月に向けた。
以前よりも笑顔が増えていた。
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