1人が本棚に入れています
本棚に追加
初めて気持ちを伝えてくれたのは君だった
あれはもう何年前の話?
君が俺を好きだと言ってくれて
俺もその彼女に惹かれて付き合った
もしその頃
想いを測ることが出来るなら
自惚れかもしれないけれど
多分彼女のほうが想いは勝っていたと思う
俺はそこまでハマっていなかったはずだった
君が俺を追いかけてくれていたはず
いつから逆転した?
どんどん隣に居る君が
綺麗になっていくのに焦っていた
俺は大して変わらないのに
君はどんどん前に進んでいく
何時の間にか置いて行かれないように
俺は必死に彼女を追いかけていた
自分に余裕がなかったのにも関わらず
俺は彼女にプロポーズした
彼女を自分のものにしたかった
きっと安心したかったんだ
もう君は逃げられない
最初のコメントを投稿しよう!