20人が本棚に入れています
本棚に追加
* * *
「アルーっ!!ウィンリィのとこに行こうぜー!!」
「あー、待ってよ兄さーん」
ある日、ボクと兄さんがウィンリィの家に遊びに行った時のことだった。
「よーっす」
「ウィンリィ、一緒に遊ぼー」
「しーっ!!静かにして二人とも」
「・・・?何やってんの?」
ウィンリィはソファーに座っていて、
「あれ?その子だれ?」
その隣でニ、三歳くらいの男の子が寝ていた。
「ばっちゃんの知り合いの人の子供。たまに遊びに来るから一緒に遊んでたの」
「ふーん。その知り合いの人ってどこにいんの?ばっちゃんもいねぇみたいだけど」
「今お買い物に行ってるよ」
「じゃあ今はウィンリィがこの子のお母さん代わりなんだね」
「うん。えへへー」
最初のコメントを投稿しよう!