第2章

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文久3年3月 京都――― 「そろそろ帰らないと、土方さんに怒られるな…」 そう呟きながら歩いているのは甘味屋から戻ってきた沖田総司だった 「あれ?」 沖田の視線の先には、道端に倒れている弘毅と姫菜の姿があった 「誰だろう?着物じゃないし…」 沖田が不審に思うのも無理はない 現代からタイムスリップした2人は勿論洋服だった .
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