第6章

19/53
前へ
/226ページ
次へ
その時子ども達が走りよってきた 「総司、急にいなくなるなよ」 「まだ終わってねぇぞ?」 いつもは最後まで子どもの相手をする沖田だが、今日は姫菜のことが気になって仕方がなかった 「今日は用事があるのでもう帰ります。次もまた相手になりますから」 沖田が立ち上がって歩き出すと慌てて姫菜も追いかけた 「ちぇ、つまんねぇの」 「絶対だよ」 沖田が新撰組に属していることを知っている子ども達は、あっさり解放してくれた .
/226ページ

最初のコメントを投稿しよう!

616人が本棚に入れています
本棚に追加