第6章

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壬生寺を出たところで姫菜は疑問を口にした 「総司さん、良かったんですか?」 その問いかけに足を止める沖田 「今は子ども達より姫菜の方が心配です。1人で悩まないで私に話してくださいね」 姫菜の方を振り向き不安げに言った 「大丈夫ですよ?総司さんも弘兄も頼りにしてますから」 姫菜は笑顔とまではいかないが明るい表情で答えた 「良かったです。帰りましょう」 そう言うと沖田は再び歩き出した .
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